自分がいないところでの悪口が、あたしは一番恐ろしい。 みんなでお茶してる最中にトイレに立つわずかな時間とか。 学校を休んだ日とか。 その間にみんながあたしの悪口で盛り上がってんじゃないかって、いつも不安で仕方なくて。 だから今日だって、ホントは帰りたいのにムリして残ってるんだ。 ……はぁ。この性格を変えるなんて、やっぱ無理なんだろうか。 重い気分でトイレを出ると、 「あれ? ノッコ?」 少しぽっちゃりした女の子が、ノッコに声をかけてきた。