お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~



モカの白い手が、さりげなくアキの腕に触れる。


さっきまで不機嫌だったアキも警戒心を解いたのか、いつもの涼しい表情に戻っていた。



テーブルの方へ歩いて行くふたりの後ろ姿は、お似合いの恋人同士に見えた。







……なんで、胸がモヤモヤするんだろう。


アキを誘えと言ったのはモカ。

こうなることは最初から決まってたじゃん。


なのに、モヤモヤ。

いや、ムカムカ? 


……どうでもいいか。