憧れの人は、バスの中





俺とアイの思い出はこれしかない


もっと作れば良かったと思っても、もう二度と会う事ができない。









水族館の帰り




俺たちは、バスに乗って帰る事にした



もう外は暗くなっていて、星や月が出ていた



「蓮。またどっか連れてって?」



「いいぜ、どこがいい?」



「動物園!!」



アイは嬉しそうに俺に笑顔を向けてくれる




その笑顔を見た俺も自然と笑顔になってしまう