「ねぇちゃん!!」 「陸・・・」 「話は聞いた」 「そっか・・・ごめんね?」 「あやまんなって!」 陸は、家を出て行くときから、さらに大きくなっていた。 大人っぽくなった? ドアのほうを見ると、陸の彼女らしき人 「陸の彼女?」 「ああ」 彼女は、私を見るの、お辞儀をしてくれた 「いい子だね」 「だろ?」 「うん。デートの邪魔しちゃったね」 「そんなことないって」 「ごめん」 陸にも、私は誤ることしかできない・・・ ダメなおねぇちゃんだよね・・・