でもその代わり、私は女の子の中では誰よりも芦田と仲が良い自信もある。



進んで女の子と話すタイプでもないし。






そんな幸せな一年はあっという間で、見事高校は別々。



めちゃくちゃ寂しい!!



だけど、私には大好きな彼氏がいるしねっ。



家だって驚いた事にかなり近かったし、登校中にたまに見かけるだけで幸せな1日になった。



そんな高校生活だってあっという間に過ぎて、芦田は大学に私は短大に進んだ。



だけど、今回は高校よりも近くなった。



同じ電車で降りる駅も一緒。



同じ車両に乗っているだけで、芦田の爽やかさに中学の時とは違いあの笑顔のありがたみに気付いたり。



そして、私は短大を卒業してそのまま専門学校になんか入学しちゃったりして。



距離は相変わらず変わらない。