「瑠佳ー!起きなさーい!」 お母さんの声が聞こえる。 ‥ん? 時計を見ると‥ 「やばい!」 あたしの朝はこんな感じで始まる。 「あんたってほんとだらしない」 これがお母さんの口グセ。 確かにあたしは自他共に 認めるだらしない女子高生 代表だ!料理のひとつも 作れないし朝1人じゃ 起きられないし洗濯も 掃除もできない。 「将来が心配だわ」 そんなお母さんに あっかんべーをして 学校に向かった。 あたしだって心配だよ!