が、 如何せんナイフで刺され蹴り続けられた身体は悲鳴をあげる。 「っ!」 軋む身体にほんの少し眉間にシワがよる。 「アラ! 目が覚めたのネ。 良かったワ♪」 ナース服の....外人? 「あ、あのここは一体....」 あくまで仮面を付けたままの俺。 こればっかりは反射のようなものだ。 こんな時にも嘘の自分がすぐ出ることに少し驚く。 自分で自分に驚くのはおかしいかもしれないが.... まあ事実だし。