ルカが俺の顔をのぞきこむ。

「ルキ?泣いてんの?」

「や、ちょっ、…見ないで」

「うん、わかった」

こういう深く詮索してこない所、すごくいいと思う。

幸せだ、ものすごく。


だけど今日のルカはやっぱりちょっと大胆だ。

「はいルキ、あーん」

「…っ!!?」


俺の彼女は低血圧でマイペースでちょっと小悪魔で。




俺は今日も、彼女溺愛中です。


fin.