そして月日は更に立ち…



「いよいよ卒業ねぇ~
ついでに結婚かっ
おめでとう~!!!」

ぎゅ~っと抱きつく由衣さん。

「いったたた!由衣さん痛いよっ」



今日は久しぶりに、
由衣さんの所。



にしても、相変わらず力が強い…





あのプロポーズから1年…


そして伊坂に来てから
もう3年…



私は明日卒業する。



そして明日仁と遂に




結婚する…



そんなわけで今日は、
私の家族がわりの由衣さんと叔父さんと食事をしてる。




「で、お父さん。
さっきから何ないてんの!」




叔父さんは、
さっきから何故か本を逆さに持って泣いている。




「や、この本が感動しちゃってなあ~」



「って逆さだし…
だいたい食事中だし。
お父さんあげはちゃんが結婚するから寂しいんでしょ…」




「だっだって、、
あのあげはちゃんが卒業してしかも結婚しちゃうなんて~う~うっう゛~」





叔父さん…。




そんな泣いたら…



「叔父さん~うわあん~」




「えっちょっあげはまで泣かないの~!」





叔父さんにつられて号泣…