「そう、ですね……もう慣れたと思っていたのにまだまだのようです」

「……? それにしてもアイツら大丈夫かよ……
まあ、これ如きでくたばる奴らじゃねえか。先行くぞ」

「は、はい!」


アサヒと対峙するサワとケイト。リオと対峙するイクト。

ユータはイクトについてはこれっぽっちも思っていないようですが、それぞ
れの身を案じつつ、

二人は魔王の元へと向かいました。

サキの言う通り邪魔者もなく、スムーズに進む事が出来ました。