少女には植物や建物と会話をする能力があり、その力を頼りに迷う事無く森を歩いていました。

しかし偶然にも木やキノコのモンスター達と遭遇してしまい、

逃げる事も出来ずに少女が怯えていると、

モンスター達は少女が持っていた肉を見て、大喜び。

持っていたお酒を片手に宴会を始めてしまったのです。


「ああ、それでお肉があったのか」


ケイトがぽつりと呟きました。

問題はそこじゃないだろうとイクトがツッコミをいれました。