「君、イグオー族だよね?」
「え!? そうなの? そうは見えないけど……」
「空腹だったとはいえ、この量は明らかに僕たちが1人で食べきれる量じゃないよ。
この量を食べきれるのはイグオー族以外に考えられない」
イクトの突然の問いかけに、少年が答えるよりも先にサワが驚きました。
イクトが丁寧にそれを説明すると、サワだけでなくユータも納得しました。が。
「……で、イグオー族って?」
「サワ、お前……と言いたいところだけど俺も分かっていない」
結局のところ2人は分かっていませんでした。
イクトが呆れて溜息を吐き、その種族について説明しようとしたその時です。
「うん。僕はイグオー族。周りが言うほど、そんなに食べているつもりはないけれど」
ああ、やっぱり。少年のその答えに、イクトだけが納得しました。
「え!? そうなの? そうは見えないけど……」
「空腹だったとはいえ、この量は明らかに僕たちが1人で食べきれる量じゃないよ。
この量を食べきれるのはイグオー族以外に考えられない」
イクトの突然の問いかけに、少年が答えるよりも先にサワが驚きました。
イクトが丁寧にそれを説明すると、サワだけでなくユータも納得しました。が。
「……で、イグオー族って?」
「サワ、お前……と言いたいところだけど俺も分かっていない」
結局のところ2人は分かっていませんでした。
イクトが呆れて溜息を吐き、その種族について説明しようとしたその時です。
「うん。僕はイグオー族。周りが言うほど、そんなに食べているつもりはないけれど」
ああ、やっぱり。少年のその答えに、イクトだけが納得しました。


