今は 心の中で生きてるって


思っていてもいいよね?


「未憂?」


「湊・・・」


湊に呼ばれて前を見た


「どした?」


「なんでもない・・・


ねぇ 湊 私ずっとこれからも


湊と一緒に居てもいい?」


照れる事を言ってしまった


自分でも何を言っているのか


わからなかった


「何言ってんだよ? 


そんなの・・・当たり前だろ?」


湊はそう言いながら


少しだけ顔を赤くしていた


照れてるの・・・かな?


なんかちょっと可愛いな


「・・・うん そうだね」


「ほら 行くぞ」


ぎゅ


私の手を握って 学校に向かって


歩き出した


ねぇ 湊・・・


私ね 言葉にしたくても


出来ない言葉があるの


それは・・・愛してる


End