月に秘めた恋

今度は俺の番だ


未憂を抱き締めたまま


俺は話した


「初めて未憂を見た時・・・


可愛い子だなって思った


でも 李生の彼女だって知らなかった」


「・・・」


「諦めたくても 諦められなくて


未憂に惹かれている自分が居た


でも・・・李生に嫉妬もしたんだ」


2人が楽しそうに話しているのを


見た時は 李生に嫉妬した


李生が羨ましくもあったり


少しだけど 悔しかったりもした


どうして もっと早く未憂と


会わなかったんだろう?


「未憂が俺の気持ちに気付いたって


知った時は・・・正直嬉しかった


チャンスなんだって思ったんだ・・・」


そう チャンスなんだって思った


たとえ 李生と付き合っていても


内緒で付き合えばいい・・・


バレなきゃいいんだって・・・


嫌な考えが浮かんでしまった


だけど・・・李生は俺のダチだから


裏切る事なんて出来なかった


「俺もお前と同じ事・・・


考えてたんだ」