期間限定恋愛




逃げまわる茉莉香。

だけど、
絶対逃したりしない。


「ひぃや」

茉莉香の首に咲いた
赤い花。


いや、
俺の独占欲の塊かな。




「帰るか。」

「え?あ、うん。」

柔らかな小さな手を握ったら赤い顔して俺を見上げた。



「変な聡」

握り返された手に、
精一杯の想いを伝える。



誰のせいで変になったんだよ。

本当、
きっとこれからも俺はこいつに振り回されるんだろうな…。


まぁ、それもそれで
悪くねぇかもな。





「これからは
おだまり言われんの禁止だからな。」

「っえ?」


【END】