「―――それで結局後片付けをするのは僕なんだよねー……」 虚しさを噛みしめながら、みんなが掘った芋を運ぶ。 「おっと」 腕の振動が伝わったのか、芋が一つ転がり落ちた。 坂道を下っていくのを茫然と見つめる。 もしかしたら僕もあんなふうに終わりのない坂道を下っていってるのかもしれない。 だけどそのことにも気付かずに自分で道を選んだ気でいて。 どん底まで落ちてからやっと気がつくんだ。 何が間違いで、何が正解だったか。 どこで道を間違えたのか。 自分が何をしてしまったのか―――。