久しぶりに現れた傷だらけの同級生に、クラスメートたちは少なからず拒絶を示した。 最初からわかっていたから驚きはしない。 でも、ボクの心にまた一つヒビが入ったことだけはわからなかった。 異常なまでに痩せ細った体。 気味の悪いみみずばれの目立つ四肢。 青く腫れあがった目。 ここまでの証拠が揃っているのだ。 生徒は気付かなくても教師たちはすぐに騒ぎだした。 『虐待』の本当の意味も知らない大人たちは、騒ぎだした。