「たくっ~」 私は洗面所の鏡を覗く。 チークなんてしてもないのに…顔が真っ赤!? 年下の村形に…私は本来のペースを乱していた。 あいつはお偉い方の知り合い…… 邪険にはできないし… その上…私と片桐部長の仲を知っている… 片桐部長との仲はバラさないかわりに『付き合ってくれ』と 言われた… 何の連絡もないまま…ウチの部署に研修でやって来た。