感想ノート

忌憚のない ご感想
お願いします。

  • あの日、僕はまだ故郷九州で高校生だった。

    あさのテレビニュースには、瓦礫の山になった都市が映し出されていた。
    学校に到着して、当時親友だった(後に、なにかあったわけでもないが縁が切れてしまった友人)に、「ものすごい大地震で街が壊滅してた」って話しても、ニュースを見る習慣のない彼は「また嘘つきやがって」と最初は信じなかった。

    「世の中」という言葉は「社会、世間」だけをあらわしている。そして「この世」は現実のこの世界をあらわしている。

    世の中だけを見て、この世を省みない愚か。
    この世の地面が震えたとき、世の中の骨組みが軋むともしらずに

    Dr.ロボット 2010/03/02 00:32

  • こんばんは。

    何度読んでも何かを新たに感じる。

    俺は大阪に居ながら、神戸で仕事してます。今。

    もうすぐ神戸市の人間になります。

    今日はそんな視点で読みましたよ。

    笑夜 2010/01/18 00:03

  • 書いてくださり、ありがとうございます。
    私は震災の生き残りの一人です。幼い頃であったため、自衛隊と自治体、政府の間で様々な小賢しいオトナの事情があったことは後々伝え聞いた程度です。
    詳しく知らない部分も多かったので、少し…スッキリした気がします。
    見た目の上では阪神大震災は終わっていますが、被災者にとっては一生終わらないもの…のようです。

    真っ暗な街の中、遠くに見える商店街を焼き尽くす炎と足元で暖を取る薪の炎のコントラストは14年近く経つ今も鮮明に記憶しています。

    カスガ ヒナコ 2008/11/29 10:36

  • こんばんは。
    私は関東に住んでいて、体験はしていませんが、当時、お付き合いをしていた人が、神戸の長田区に実家がありました。
    まだ、携帯を持ってなくて、テレビを観ながらずっと部屋で連絡を待ってた事を思い出します。
    後にテレビで観た神戸の街が、沢山の人の頑張りが見えて、胸が熱くなりました。

    敢えて、亡くなった方への感情は控えます…

    一花 悠 2008/02/01 02:40

  • おつかれさまです☆
    サボテンの棘は意地悪な人にはちくりと痛く刺さり。優しい人にはちくりと優しく当たります。
    こちらの作品は、おそろしい苛立ちと、温かな真実がちくりと私に刺さりました。
    知らなかった事の多い自分に、真剣に向き合ってたんぽぽな自分に・・・ちょっと嫌気がさしてます。
    衝撃の作品ありがとうございます!

    深町 田 2008/01/21 16:24

  • あの時に感じていた苛立ちや、歯痒さ、そして今も残る、まだ他に出来たこと、やるべきことがあったんじゃないかという焦燥感。

    そんな感情を思い出しました。
    そして、小説としてもきちんと読めるうえに、画面から怒りが伝わってきました。
    すばらしい作品をありがとうございました

    森ゆかり 2008/01/20 21:08

  • 6434名のうち僕の友人たちが3名。
    知らないだけでもっといらしたかも知れません。

    あの日、数十個のおにぎりと水をもって午前中に神戸に向かいましたが、おかしなことに道が大変すいていました。
    ヘリの音がうるさいだけで、とても静かな神戸が信じられなかったことを思い出しました。

    ありがとう。
    御苦労さまでした。

    柚木海月 2008/01/19 01:39

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