そして、美亜は立ち上がって言った。 「壊してよ」 …今、何て? 壊す? 何を…誰を… 美亜を?? 誰が…俺が? 「…え」 「もう、何もかもいらない。だから壊して」 冗談はない、真剣な顔で言う美亜を見て。 理性か何かが。 俺の中で飛んだ。 「それって、セフレて事だよな?」 どうして、この時。 付き合うという選択肢を消したのだろう。 後悔しても、遅い。 「そう…なるね。」 「セフレとかリアルだな。」 「まあね」 美亜は笑った。