あたしは結局何も欲しい物がなくて買うつもりはなかった。
……けど隼人は何か必死に選んでる。
「…なあ」
えっ…あたしっ!?
「…何?」
「これとこれ、どっちが良いと思う?」
そう言って隼人はあたしに写真立てを見せてきた。
一方は貝殻が周りについているので、もう一方はビーズが綺麗に散りばめられている物だった。
……あたし的にはどちらも好き。
あげる対象によるんじゃない?
「何歳にあげるの?」
いきなりの関係ない質問に戸惑っている。
「…年上だけど?」
「…ふ〜ん、じゃあこっち」
そう言ってあたしはビーズの方を指した。
こっちの方が大人っぽいし。
「分かった、買ってくる」
「うん」
……それにしても隼人…意外とセンスいいかも。
写真立てはどっちも悪くないし…
今日着ている服も悪くはない。
……けど隼人は何か必死に選んでる。
「…なあ」
えっ…あたしっ!?
「…何?」
「これとこれ、どっちが良いと思う?」
そう言って隼人はあたしに写真立てを見せてきた。
一方は貝殻が周りについているので、もう一方はビーズが綺麗に散りばめられている物だった。
……あたし的にはどちらも好き。
あげる対象によるんじゃない?
「何歳にあげるの?」
いきなりの関係ない質問に戸惑っている。
「…年上だけど?」
「…ふ〜ん、じゃあこっち」
そう言ってあたしはビーズの方を指した。
こっちの方が大人っぽいし。
「分かった、買ってくる」
「うん」
……それにしても隼人…意外とセンスいいかも。
写真立てはどっちも悪くないし…
今日着ている服も悪くはない。