"好き"





そのたった２文字を伝えるか伝えないかで
これからが随分と変わってくる。



でももう絶対に
逃げずに君に伝えるよ？



途中でくじけそうになっても頑張れる。



だって刹那ちゃんがいるんだもん。



強く、強く、
誰よりも強く背中を押してくれた。



"一人じゃない"って思えたから。





｢…これ……。
受けとってくださいっ！！｣



｢…ありがとう｣



｢それとね、安藤くんに
伝えたいことがあります…｣