恭輔は悩んでいた。

wer'xに憧れてバンドをしたい。
でもなんの楽器をするか…。

したい楽器はない。
でもバンドをしたい。

学校でもバイトでも
考えるようになった。


ユウ「まだ決まんねぇの?」

キョウ「うん…わかんねぇよ。」

ユウ「何が?」

キョウ「自分が楽器を
するなんてさぁ、
想像できねぇ。」


学校でこんな話をしてると、
クラスの1人が話しかけてきた。


アズマ「どしたの?」


東は軽音部の男子。


アズマ「なんか楽器って
聞こえたから気になって…」

ユウ「恭。相談すれば?」

キョウ「あぁ…。」


2人で話をさせるために
俺は席を外した。