「私さぁ…恋したいよー」 「どうしたの??」 「なんかさぁ、花乃が羨ましくなって」 「私?ご、ごめんね… あの、協力ばっかりしてもらって」 「違う違う♪それは全然大丈夫~けどね、好きな人欲しいなぁー」 「なるほど…私何もいえないけど、頑張ってっ ずっと応援してるから」 「ありがと花乃♪」 恋…か。 私は別に先輩と 付き合ってるワケでなく 何も言える立場じゃない からなぁ… けど、あやみと一緒なら 何だって頑張れる。 そんな気がした ある夏休みの一日。