「でも、待ってなくてよかったのに。結構待っただろ?」


「いいの!私が待ってたかったから!」


三時間。

そんなの全然余裕!

翔の為なら何時間でも
私は待てる自信あるんだから。



「あ~はいはい。俺着替えるから外で待っててよ」


笑顔で私の頭を撫でると
鞄から制服を取り出した。



……着替え!?


翔の生着替え……


翔の言葉を聞いて
私の頭の中で妄想劇が始まる。



や……そんな


「ダメだよ…翔」