永久の贄[BL]

「昨日の……」

何か嫌な予感がする。その言葉の先が容易に想像出来るのは何故だろうか。

その言葉の先が聞きたくなくて、思わず海理の口を手で塞いでから、すぐに離した。


「何をするんだ。お前は」

「言いたい事は分かった。でもな……」

「昨日の続きをしてやろうと思ったけれど、今そんな力は出ないから別の事で我慢してやる。
何を想像したかは知らないが、勝手に先走るな」


恥ずかしい。

いや、昨日の続きをしようとしていたって言う事に関しては俺の予想通りと言うか。

別の事って言うのが気になるけれど、

とにかく昼から犯されるのだけは免れたからよしとしよう。