永久の贄[BL]

「あ、彩十さん丁度良い所に」

「私達だけじゃもう無理です。力を貸して下さい。自分でやると言って聞かないんです」

「当たり前だ。それくらい自分で出来る……」


確かに、そのままだと気分が悪いよな。

雪と月花の二人と海理のどっちの方を持つのかと言えば、それは雪と月花の方である。

だけども。


「雪はともかく、月花は恥じらった方が良いんじゃないのか?」


目に広がったのは寝巻を半分脱がされ嫌そうな表情の海理と、

着替えさせようと困り果てていたであろう雪と月花の姿だった。

汗を吸いまくっているから寝巻を交換するのは良いと思うけど、月花は女の子なんだし。