翌朝。陽が昇り始めた頃。
パッと目を覚まして起き上がると、海理の左側に雪と月花が並んで眠っていた。
大抵俺が起きる頃には既に起きているはずの二人が揃いもそろって珍しい。
そして海理は相変わらず熱に浮かされているよう。まだ顔が赤く、汗もかいている。
(まずは着替えか?)
なんて事を考えていると、海理がモゾモゾと動き、ゆっくりと目を開けた。
寝起きのこいつを見た事がないから比べる事は出来ないけれど、その瞳はまだぼんやりとしていた。
滅多に見る事の出来ないものだろう。
「あ、おはよ……大丈夫か? 気分はどうだ?」
柄にもなく心配をしている俺がいる。正直どうでも良いと言えばどうでも良い事なのに、な。
パッと目を覚まして起き上がると、海理の左側に雪と月花が並んで眠っていた。
大抵俺が起きる頃には既に起きているはずの二人が揃いもそろって珍しい。
そして海理は相変わらず熱に浮かされているよう。まだ顔が赤く、汗もかいている。
(まずは着替えか?)
なんて事を考えていると、海理がモゾモゾと動き、ゆっくりと目を開けた。
寝起きのこいつを見た事がないから比べる事は出来ないけれど、その瞳はまだぼんやりとしていた。
滅多に見る事の出来ないものだろう。
「あ、おはよ……大丈夫か? 気分はどうだ?」
柄にもなく心配をしている俺がいる。正直どうでも良いと言えばどうでも良い事なのに、な。


