「おい、池はこっちだったな?」
何があっても良いように、それから少しは休ませると言う理由からババ様の元に預けたのは確かにオレだ。
だが……。オレは決して認めていない。オレ達三人以外と庭先以外の屋敷の外に出る事は。
ババ様の屋敷にいる時点で既に一人で外に出ている事には違いない。
しかしそれは事情があっての事だ。それ以外では断じて認めていない。
「彩十!」
「あ、海理。それから雪と月花も。来るの早くないか? って、海理何怒っているんだよ?」
ズカズカと通路を抜けて、やって来た先はババ様の屋敷の敷地内にある池。
敷居が高く、滅多に入る事の出来ないババ様の屋敷の敷地内で、
唯一そこだけは誰でも出入り自由になっている。だからなのかよく子供たちが遊び場に使っている。
何があっても良いように、それから少しは休ませると言う理由からババ様の元に預けたのは確かにオレだ。
だが……。オレは決して認めていない。オレ達三人以外と庭先以外の屋敷の外に出る事は。
ババ様の屋敷にいる時点で既に一人で外に出ている事には違いない。
しかしそれは事情があっての事だ。それ以外では断じて認めていない。
「彩十!」
「あ、海理。それから雪と月花も。来るの早くないか? って、海理何怒っているんだよ?」
ズカズカと通路を抜けて、やって来た先はババ様の屋敷の敷地内にある池。
敷居が高く、滅多に入る事の出来ないババ様の屋敷の敷地内で、
唯一そこだけは誰でも出入り自由になっている。だからなのかよく子供たちが遊び場に使っている。


