ドアを勢い良く開け、館長を見ると頭を押さえていたようだ。



「あれは一体何の音?皆さん無事なの?」



「えぇ…大丈夫ですよ。さぁ、これを飲んで落ち着いてください。」


俺が彼女に睡眠薬の入ったものを渡すとき



「あなた、何をしているの?」





舞里………





「い、いえ。奥様に落ち着いていただこうと。」



「それならあたしがやります。あなたは持ち場に戻りなさい。」



舞里は俺から飲み物を取り館長の方へと歩いた。




舞里、敵に背中を向けちゃ終わりだよ。




「あっ!!!!」