「ほ~ら~ ほんとは男の部屋行くの初めてだったりして…」

いやいや現に男と一緒に住んでますから。

「…」

「答えないって事はそうなのかなぁ~」

「…」

「じゃ 決まりだねぇ… 郁 やっと2人きりに…」

「おい。 おっさん。 さっきから聞いてりゃ気持ちわりーことをずけずけと…」

雅人!!!!! クール雅人!!!

「郁はなぁ 俺の婚約者なんだよ。

「はははっ  そんなはずはない! 郁は俺の婚約者だ!!」

「だったら おっさん お前郁の風呂上がり見たことあるか?」

「…そんなもの無いに決まってるだろう…」

「ほらな 俺なんて毎日見てるんだよ。」

「な… お前は郁のストーカーか!!!」

「ちげぇよ 俺は郁の婚約者だ。」

えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!  なんか雅人すごいこと口走ってる…

「現に一緒に住んでいるし。」

「な…なにぃ!!!!!!!!!」

「はっ 俺が正真正銘郁の婚約者だ。」

「お…俺だ!!!!!」

「負け惜しみだな。」

「く…くそっ…」

はぁ…なんだか激しい嵐の予感…