「……羽、おい、美羽」 「…あ、はい?」 先輩に名前を呼ばれてることに気づく。 私、またボーっとしてた? すると先輩が一歩一歩、私に近づいてくる。 「ぇ??なんですか…?」 ガタンッ 後ずさりしたら、後ろにあった椅子にぶつかった。 いったぁい…! そんな私をよそに距離を縮めてくる先輩。 えぇ!? どうなってるの?