秘密のMelo♪y②*パリ編*


「好き……か…」


ぽつんと呟くりんりん。


「言われたの? 楓に。好きって…」


「……」


「…そう」


かっくん、どうしてあんなにつらそうだったの?

あたしどうしてかっくんを傷つけてたの?


「……まおかっくんが大好きだよ。なのにかっくんを傷つけてたの。それに一緒にいてほしいのに一緒にいたらドキドキしちゃうの」


「…うん」


「そばにいてくれなきゃいやなのに、そばにいたらきゅってなるの」


「…うん」


いちいち相槌を打って聞いてくれるりんりんに、あたしは次々こぼすように話した。


「笑ってくれたら嬉しいけど、笑っちゃいやなの。まおにだけ笑ってほしい」


「…うん」


「かっくんはまおのじゃないのにまおのじゃなきゃいやなの」


「うん」


「あたしどうしよう…」


どうしていいか分かんないよ。


再び泣きそうになりながら、ぽつんと呟いた。