秘密のMelo♪y②*パリ編*


「楓ー、風邪薬とか飲ませた方がいいのかしら? 女の子は初めてだから…あらっ」


いや、男も女も関係ないと思うが。


「あらあらあら彼女その二?」


「そんなわけねぇだろうが」


「冗談よ」


「……」


「初めましてー、高橋です。同じクラスなんですけどー、この子の! 親友です❤ついでに楓くんもお友達♪」


「まあまあ女の子のお友達!」


…今こいつのって強調しただろが。

突っ込めばキリのない人だ。


「熱下げる薬だけでいい。そんなもん飲ませようとしたら逃げる」


錠剤を持ってきたのを見て返しといた。

真裕は病院嫌いなだけでなく薬嫌いだ。

粉を甘いものに溶かしてごまかさないと飲めない。

なんともお子様の典型…。


「ま~あそうなの。解熱剤あるわよ」


これで薬剤師をやっている人なだけに、それに関しては信用できる。

性格に多少難がないでもないものの、人間なにかしら長所ってものはあるらしい。


「じゃあ粉の解熱剤とー…アイスクリームでも持ってきましょうかね?」


「あー…しばらくいい。起きたらたぶんちょっと戦闘」


「は?」


ここに落ち着かせてそれからだ。薬は。