秘密のMelo♪y②*パリ編*


なんでその流れでそうなる。


「んー……なんかかっくんに…」


「は?」


「……なんでもない」


マジで意味分かんね。

まだ寝ぼけてんのか?


「何時ー?」


「十時前」


「え~っまおもう寝る~」


「よく寝るなお前…」


何時間寝る気だ。


「明日は早く起きてー、それからちょっとお買い物に行ってから日本に帰ろうね」


俺……ではなくそばで真裕を見上げている琥珀にそう言うと、「かっくんも寝よ」と布団の中に引きずり込んで早くも眠りにつきやがった。


「……ハア…」


俺じゃなきゃお前、今頃どうなってることか…。

ものを知らねぇのも時に恐ろしい。


結局、引きずり込まれたまま真裕を胸に抱いてその夜は眠った。