秘密のMelo♪y②*パリ編*


――そんなやり取りの次の日だった。


ピルルッとりんりんの携帯が鳴り、電話を取ったりんりんは次第に笑顔になっていった。


「そう! 分かったわ。あんたは? …まあそうね。じゃ一人で待ってなさいな、ふふ♪じゃあね~ん」


ご機嫌で電話を切ると、ぽけっと見ていたあたしにりんりんが抱きついてきた。


「真緒~! よかったわねぇ~❤楓が来るわよ!」


「え!」


かっくんが!?

なになにそれなにそれ!?


「蓮二からだったのよ。でね? 気が付いたら日本発ってたってさ。らしいわよね~」


「……」


「ほんまか? 照れ屋やな~あいつも。…あん? ほんならあいつは? 蓮二は?」


「どうせすぐあたし達も帰るし、面倒だから日本にいるって」


「ふーん。まあそうやね」


「……」


「…あら? 真緒?」


かっくんが……来る…。

会える。やっと、会える…。


―ぴょーんっ


「ああっ! 真緒ーっ」


猫が飛び降りるような勢いでベッドを降り、一応お客様である二人をほっぽって部屋を飛び出した。