微かに目を開ける東原千春だが、顔を真っ青にして、冷や汗をかきながら意識を失った。 …今日、仕事の帰りだったのか。 色々ありすぎて頭がパンクしたらしい。 俺は、東原千春をお姫様だっこをし、寝室のダブルベットの上に寝かせた。 安心して寝てるのを確認して、俺は寝室を出る。 これから、東原千春と2人でやっていかなければいけない。 あいつが、いつか壊れないかが心配だ──…。 俺はその夜、リビングのソファーで一夜を過ごした。