「俺とここに居るだけでお前の家には、大金が入るんだよ」 そう。 こいつをここに居る間は、東原家に月何十万金が入るようになっている。 さっきのノートに書いてあった。 「私は…知りませんでした…」 こいつのノートには書いてなかったのか? 「なら何故だ。何故愛がなく産まれてくる子どもが可哀想なんて言える」 俺は、疑問に思ったことを睨みながら東原千春に問う。 すると、東原千春は何かを決心したように息を吸った。 「私は……… 養女なんです………」 残酷な真実を──。