「翔君…っ!」 私は必死に翔君の名前を呼び、叫んだ。 ──嫌だ。 このままお別れなんて絶対にしたくない。 だって…、まだ翔君のプロポーズ返事してないんだよ? それにこの契約が終わったらちゃんとプロポーズしてくれるんだよ? なのに私達はもう一生会えないの? 翔君の笑顔も寝顔も真剣な顔も怒った顔も全部全部見れなくなるの? そんなこと信じられない。 嫌だ、嫌だ嫌だ。 私は翔君が好きなのに─…っ。