翔君を黙らせる為に私を使った─? そうだとすれば、最初からおじさんの目的は… 「翔を絶望させて私の後ろに置く事だよ」 まるで私の考えていることをわかっているように、おじさんはそう呟いた。 真実を聞いて全身の血の気が引くのがわかる。 「正直言って君じゃなくても良かったんだ。 だけど、性格、血液型、生活環境、本当に全てが理想だった。 1つも翔が持ってないものを持っていたから」 …翔君が持っていなかった? 翔君は全て完璧な人だよ。 私の性格も生活環境だって逆に羨ましいくらいで…。