「…あぁ、知ってるよ」 それに翔君は静かに呟き、答える。 「1年間の長い契約にしてやったのに、それを破るとは良い度胸だな」 笑顔を崩さずに、翔君を見て言うおじさん。 私から見てもわかる。 完全におじさんは怒ってる─。 「そんな簡単に出来る契約じゃないだろう!」 そんなおじさんに翔君は声を上げて叫んだ。