ゴクリと生唾を飲む。 小柄な体なのに凄い迫力。 私は翔君の服をギュ、と握った。 「…翔君…」 静かに呟く。 後ろから見える翔君の顔は、自分のお父さんが居る方を睨み付けていた。 すると突然おじさんがゆっくり近付いてくる。 その度に私の心臓が圧迫された。 …やだ。翔君と離れたくないよ…。 服を握る強さも増す。 「今日は契約の日だ」 真剣な表情でおじさんは翔君に言う。