心臓が異常な位バクバクいっている。 手汗も半端ない。 今、真島、翔君、私の3人でエレベーターに乗っているんだけど、気まずさが尋常じゃない。 誰も一言も喋らずに1階に着いた。 やっぱりここのエレベーターの速さは1番だと思う。 降りたと同時に翔君が静かに私の手を握る。 少しビックリしたが、私も握り返した。 …翔君、絶対に離れないでね。 その意味も込めて─。