────運命の日。 いつもと変わらず暖かい日差しがカーテンの隙間から射し込んでいる。 横ですやすや寝ている翔君の寝顔を見て、耳元に顔を近付けた。 「翔君、ハッピーバースデー」 今日は運命の日でもあって、翔君の24歳の誕生日でもある。 翔君の耳元で呟き、頭を撫でようとした瞬間、パシッと乾いた音と共に手首を掴まれた。 「…っ翔君起きてたの!?」 目をパッチリと開けている翔君に叫ぶ。