…いや、ちょっと待て。 まずそれを波留が千春にあげる時点でおかしいだろ…。 ポカンとしてる俺に千春は話を続ける。 「…翔君の昔の物を片付けてたら出てきたからあげるって。…いや、その小さい頃の翔君が可愛すぎて…あの、なんか…」 今の俺と似るに似つかないからその写真を大切にしていたわけか…。 封筒と言えば、テーブルの下に無地の白い封筒が落ちてたからゴミ箱の隣の棚に置いたはず…。 何かの拍子で落ちてしまったのだろう。 …。 俺はその場に崩れ、しゃがみ込んだ。