その背中をじっと眺めながら、痺れている足を撫でた。
布団とは違い、少し固いソファの上で寝ていたら、体も悲鳴を上げるだろう。
ジンジンと増してくる痺れに、何だか居心地の悪さを感じた。
私って、生きてるんだなぁって。
涙が枯れるまで泣いたって、結局私は生きてる。
…………鏡夜とは違う。
さっきから感じている喉の渇きも、私の生を強調してくるようで、私は小さくため息をついた。
「……なぁに。ため息なんかついて」
聞こえない程度に抑えたつもりだったのに、お母さんにはバッチリ聞こえていたみたい。
鋭く指摘された。
「ちょっと…ね」
「何よ、それ」
返答を濁すと、お母さんは小さく笑った。

