もう……嫌なの。
同情されることも、励まされることも。
みんな、わかったような口ばかりで。
何一つわかってない。
楓もサクも、そして……鏡夜も。
私はまだここから動きたくない、もう疲れたから。
鏡夜のいない世界なんて、私には必要ないんだ。
―――じゃあ私は一体どうしたらいい?
このまま立ち止まったまま、優しい思い出の中で生きていくの?
それもいいかもしれない。
きっと、もし歩きだしたなら、たくさんの壁に私はぶつかるんだ。
鏡夜のいない世界で、私はその苦しみに堪えられるだろうか。
…………ううん。
きっと、できない。
私は弱い。
誰かに守られてでないと、呼吸することさえできないんだ。
――――そして。
守ってくれる人を失った今。
私には……

