そう、信じてる。
「ごめんなさい…っ」
疑っていた訳じゃない。
ただ少し…鏡夜への信頼がぐらついただけ。
それは私のせいであって、鏡夜は何も悪くない。
頼ってばっかりじゃ、縋ってばっかりじゃ、ダメなんだ。
「ごめんな、さぃ…!」
私が私であるためには、自分の足で立たなきゃいけない。
鏡夜はきっと、手を貸してくれる。
けどそれは途中まで。
最後まで私を引っ張り上げはしない。
見捨てた訳じゃない。
むしろその逆だったんだ。
信じてくれているから。
信じて待ってくれてる。
だから今。
私の手を離そうとしているんだ。
そうでしょう?
鏡夜……

