いつか、きっと。





その私にちらりと目線を落とし、サクは笑った。





「いや…俺も悪かったな」





素直に謝るサクにビックリして目を丸くしていると、もう会計は終わったらしく、丁寧にラッピングされた箱をサクが受け取った。





「……皐月。お前がいて良かったよ。俺一人じゃ、こんな店入れねぇもん」





店の外に出たサクがあまりにも真面目に言うものだから、笑ってしまった。



そうだ、こんな女の子ばっかりがいる可愛いお店になんて、男の子は入れないよね。



笑う私をサクが軽く睨みつける。





「…笑うな」



「ふふっ。ごめん、だってちょっと想像しちゃって」





口元が緩みっぱなしの私の頬を、ギュッとサクがつねった。





「ぃっ…!」



「お仕置き」





悪戯っぽくサクは笑い、パッと手を離すと、さっさと歩いていってしまった。



痛む頬を抑えながら、慌ててサクの背中を追いかけ、がばっと抱き着いた。



顔を真っ赤にさせながら怒るサクを見て笑い、私たちは店の前を後にした。