首をふった そんなんじゃない… 「生きてて、良かったです。司様が、」 「はは……、確かに死んでもおかしくはなかった」 司さんは時計をしまった 「いち…紅々。君は……花柳を好き?」 「は…花柳さんは、嫌いではありませんが…、失礼ですがちょっと変わった方だと思います」 なんで花柳さん…? 「気にしないでいいよ…。花柳には今回ちょっと世話になったんだ…」 司さんは口ごもりながら言った とりあえず 無事で良かった…